腎細胞がんになったら 〜癌治療・がん保険・ガン検診〜

腎細胞がんとは何か?まずは知識を深めよう

腎細胞がんと診断されたからといって愕然としたまま過ごすわけにはいきません。

まずは腎細胞癌に関する知識を深めて、自分の中がどういった状態なのか、どうなるのか、どうすればいいのかを理解するところから始めましょう。そうすると自ずと何をしなければならないのかが見えてくるはずです。サポートをする周りの家族の方も一緒に知識を深められればより一層、生活に安定感が出るでしょう。

▼ 腎細胞がんとは ▼

腎臓に発生する腫瘍には、成人に起こる腎細胞がん、
小児に起こるウィルムス腫瘍、稀な例として肉腫とがあります。
ここでは特に成人に起こる腎細胞がん(腎ガンとも)について記述します。

▼ 発症率・再発率・生存率・リスク要因 ▼

  発症率  
10万人当たりの発生率は、男性で7人、女性で3人程に起こると言われています。

  年齢別の発症率  
50歳から急増し、70歳代で発症率のピークを迎えます。
死亡率は男性が女性の約3倍となっています。

  地域分布  
日本は欧米諸国(イギリスを除く)よりも発症率が少なくなっています。

  リスク要因  
◆喫煙
◆肥満(特に女性)
◆利尿剤の服用(特に女性)
◆アスベスト
◆ドライクリーニング従事者
◆家族歴

▼ 放射線リスク・関連性について ▼

放射線照射における発がん性へのリスク要因は、以前から懸念されていました。
診断用エックス線は、人工的である放射線源としては最も線量の大きいもので、
世界平均の年間被ばく線量の15%を占めると言われていて、
診断用エックス線による発がんリスクはこれまでも問題視されてきました。
ただ、被ばく量や癌の部位・進行状態ごとの詳細な関連性のデータはなく、
あくまで「リスク要因の1つ」として挙げられるものです。

2011年に日本で起こった放射能漏れ事故に伴い、放射線と発がんリスクについてが問題視されています。
ここでは、診断用エックス線を調査対象とした全世界のリスク要因データを基に記述しております。
具体的な数字やデータに責任の追えるものではありませんが、参考程度と考えて頂ければ幸いです。

診断用エックス線による75歳までの発がん累積リスクの推定値は、世界平均は約3%と言われています。
この数字は、先進15カ国を抜粋し計算されていて、被ばく頻度によりその推定値は大きく変動が予想されます。
リスク要因が高い数字で示された癌は男性では膀胱がん、大腸がんと白血病の順。
女性では大腸がん、肺がん、乳がんの順となっています。

初期症状・症状について

◆血尿
◆発熱
◆体重減少
◆貧血
◆高血圧
◆高カルシウム血症

最新の診断方法

  超音波検査  
簡単に検査ができ、しかも腎細胞ガンに対しては非常に精度の高い検査です。

  CT検査  
腎臓内の腫瘍性病変の診断が可能となる検査方法です。
静脈内に起こるの腫瘍塞栓やリンパ節転移も併せて検査できます。

腎細胞がんに対抗するための治療法・抗がん剤

腎細胞がんを治療するための最新医療。

治療方法は大きく外科療法・免疫療法とがあります。

▼ 外科療法 ▼

がん細胞の組織を含めた周りの正常組織も同時に切除するのが一般的です。
がん細胞のある部位により処置箇所は異なります。
腎臓ガンに関しては外科療法がほぼ9割を占めます。
病期にかかわらず、摘出できる場合は腎臓の摘出、
又は部分的に摘出するケースがほとんどです。

理由は、腎臓摘出による副作用が極めて小さい事が挙げられます。
腎臓は2つあり、1つを摘出することで人工透析が必要となるような腎機能不全に陥ることはほぼありません。

▼ 免疫療法 ▼

転移巣に対して行われる場合があります。
副作用としては、発熱、関節の痛み。

腎細胞がんになったら

腎細胞がんと診断されたからといって愕然としたまま過ごすわけにはいきません。

診断された数日〜数週間は現実を受け入れられなくて悩み、葛藤し、自暴自棄になり気が立ってサポートしてくれるはずの家族や友人・スタッフに当たり散らすのはごく自然で人間らしい行動です。人間は誰しもがんという病に侵される可能性を持って生れます。それが人よりも早いか遅いか、寿命よりも早いか遅いかの問題です。現代人の寿命が延びれば延びるだけ、寿命よりも病魔に侵される人が多くなります。

今、自分が病魔に侵されたと解った現実こそが運が良かったと思えるときがくるように前に一歩踏み出しましょう。

まず、病気をきちんと治療してくれる病院を見つけることから始めて、口コミや人気、評判を参考に有名な病院で自分に合った専門医を探しましょう。次に始めなければならないのが精神面のケアになります。精神面のケアは自分自身でも出来る対抗手段のひとつで、これからの人生にとってとても大切なターニングポイントです。

地域ごとに同じ病気で悩んでいる人たちと悩みを聞きあったり、苦労を分かち合ったりするサークルや集まりがあります。また、地域や病院によってはがんに関する知識を付けてもらおうとそれぞれの講座を開催しているところもあります。

目の前の敵に対して確固たる姿勢を見せつけてやりましょう。