喉頭がんになったら 〜癌治療・がん保険・ガン検診〜

喉頭がんとは何か?まずは知識を深めよう

喉頭がんと診断されたからといって愕然としたまま過ごすわけにはいきません。

まずは喉頭癌に関する知識を深めて、自分の中がどういった状態なのか、どうなるのか、どうすればいいのかを理解するところから始めましょう。そうすると自ずと何をしなければならないのかが見えてくるはずです。サポートをする周りの家族の方も一緒に知識を深められればより一層、生活に安定感が出るでしょう。

▼ 喉頭がん(こうとうがん)とは ▼

喉頭(こうとう)とは、いわゆる「のどぼとけ」付近の器官。
箱のような形状をしており、内側は粘膜で覆われています。
喉頭の主な機能としては、
◆発声機能:左右の声帯の閉鎖と、肺からの呼気により声帯を震わせ、声を出す
◆気道(空気の通り道)の確保
◆誤嚥防止:ごえんぼうし。気管内への食べ物の誤入の防止。

▼ 発症率・再発率・生存率・リスク要因 ▼

  発症率  
10万人に3人程。男性は女性に比べ約10倍の発症率と言われています。

  年齢別の発症率  
50歳から急増し、80歳代で発症率のピークを迎えます。

  リスク要因  
◆喫煙
◆飲酒
◆アスベスト

▼ 放射線リスク・関連性について ▼

放射線照射における発がん性へのリスク要因は、以前から懸念されていました。
診断用エックス線は、人工的である放射線源としては最も線量の大きいもので、
世界平均の年間被ばく線量の15%を占めると言われていて、
診断用エックス線による発がんリスクはこれまでも問題視されてきました。
ただ、被ばく量や癌の部位・進行状態ごとの詳細な関連性のデータはなく、
あくまで「リスク要因の1つ」として挙げられるものです。

2011年に日本で起こった放射能漏れ事故に伴い、放射線と発がんリスクについてが問題視されています。
ここでは、診断用エックス線を調査対象とした全世界のリスク要因データを基に記述しております。
具体的な数字やデータに責任の追えるものではありませんが、参考程度と考えて頂ければ幸いです。

診断用エックス線による75歳までの発がん累積リスクの推定値は、世界平均は約3%と言われています。
この数字は、先進15カ国を抜粋し計算されていて、被ばく頻度によりその推定値は大きく変動が予想されます。
リスク要因が高い数字で示された癌は男性では膀胱がん、大腸がんと白血病の順。
女性では大腸がん、肺がん、乳がんの順となっています。

初期症状・症状について

◆声がれ:嗄声(させい)とも。ざらざらした雑音が混じる。
◆血痰
◆食べ物を飲んだ時に痛む
◆いがらっぽい
◆喉近辺の異物感
◆喉から耳にかけての痛み

最新の診断方法

  視診  
喉頭鏡と呼ばれる小型の鏡を喉に入れ、声を出している状態の喉頭内を検査します。
鼻から細いファイバースコープを挿入して検査する場合もあります。

  生検  
細胞の一部を採取して組織診断を行います。
病変の採取は全身麻酔をした上で行われる事もあります。
その際には入院が必要で、診断結果は1週間前後で結果が出ます。

喉頭がんに対抗するための治療法・抗がん剤

喉頭がんを治療するための最新医療。

治療方法は大きく外科療法・放射線療法とがあります。
外科療法・放射線療法は「局所療法」と呼ばれ治療を行った部分にだけ効果が期待できます。

▼ 外科療法 ▼

癌細胞の組織を含めた周りの正常組織も同時に切除するのが一般的です。
癌細胞のある部位により処置箇所は異なります。

▼ 放射線療法 ▼

体外から放射する対外放射の方法が一般的です。

喉頭がんになったら

喉頭癌と診断されたからといって愕然としたまま過ごすわけにはいきません。

診断された数日〜数週間は現実を受け入れられなくて悩み、葛藤し、自暴自棄になり気が立ってサポートしてくれるはずの家族や友人・スタッフに当たり散らすのはごく自然で人間らしい行動です。人間は誰しもがんという病に侵される可能性を持って生れます。それが人よりも早いか遅いか、寿命よりも早いか遅いかの問題です。現代人の寿命が延びれば延びるだけ、寿命よりも病魔に侵される人が多くなります。

今、自分が病魔に侵されたと解った現実こそが運が良かったと思えるときがくるように前に一歩踏み出しましょう。

まず、病気をきちんと治療してくれる病院を見つけることから始めて、口コミや人気、評判を参考に有名な病院で自分に合った専門医を探しましょう。次に始めなければならないのが精神面のケアになります。精神面のケアは自分自身でも出来る対抗手段のひとつで、これからの人生にとってとても大切なターニングポイントです。

地域ごとに同じ病気で悩んでいる人たちと悩みを聞きあったり、苦労を分かち合ったりするサークルや集まりがあります。また、地域や病院によってはがんに関する知識を付けてもらおうとそれぞれの講座を開催しているところもあります。

目の前の敵に対して確固たる姿勢を見せつけてやりましょう。