子宮がんになったら 〜癌治療・がん保険・ガン検診〜

子宮がんとは何か?まずは知識を深めよう

子宮がんと診断されたからといって愕然としたまま過ごすわけにはいきません。

まずは子宮癌に関する知識を深めて、自分の中がどういった状態なのか、どうなるのか、どうすればいいのかを理解するところから始めましょう。そうすると自ずと何をしなければならないのかが見えてくるはずです。サポートをする周りの家族の方も一緒に知識を深められればより一層、生活に安定感が出るでしょう。

▼ 子宮がんとは ▼

子宮頸ガンと子宮体ガン(子宮内膜ガン)とに大きく分類されます。
最近では子宮頚がん以外を指す場合が多いようです。
このページでも、主に子宮内膜ガンについてまとめています。
子宮ガンは婦人科のガンの中で最も発症率の高い病気で、
子宮の内側にある子宮内膜にて起こります。

▼ 発症率・再発率・生存率・リスク要因 ▼

  発症率  
日本人女性のでは年間約15,000人が発症していると言われています。

  年齢別の発症率  
40歳から急増し、60歳後半で発症率のピークを迎えます。

  地域分布  
欧米先進国で発症率が高くなっています。逆に子宮頸がんにおいては、途上国で多くなっています。

  リスク要因  
◆遅い閉経年齢
◆出産歴がない
◆肥満
◆糖尿病
◆高血圧症
◆家族歴

▼ 放射線リスク・関連性について ▼

放射線照射における発がん性へのリスク要因は、以前から懸念されていました。
診断用エックス線は、人工的である放射線源としては最も線量の大きいもので、
世界平均の年間被ばく線量の15%を占めると言われていて、
診断用エックス線による発がんリスクはこれまでも問題視されてきました。
ただ、被ばく量や癌の部位・進行状態ごとの詳細な関連性のデータはなく、
あくまで「リスク要因の1つ」として挙げられるものです。

2011年に日本で起こった放射能漏れ事故に伴い、放射線と発がんリスクについてが問題視されています。
ここでは、診断用エックス線を調査対象とした全世界のリスク要因データを基に記述しております。
具体的な数字やデータに責任の追えるものではありませんが、参考程度と考えて頂ければ幸いです。

診断用エックス線による75歳までの発がん累積リスクの推定値は、世界平均は約3%と言われています。
この数字は、先進15カ国を抜粋し計算されていて、被ばく頻度によりその推定値は大きく変動が予想されます。
リスク要因が高い数字で示された癌は男性では膀胱がん、大腸がんと白血病の順。
女性では大腸がん、肺がん、乳がんの順となっています。

初期症状・症状について

  出血  
最も特徴的な症状として、月経外での出血が挙げられます。
その他の症状としては・・・
◆急激なおりものの増加
◆排尿困難(排尿痛を含む)
◆性交時痛
◆骨盤周辺部の痛み

最新の診断方法

  内診  
指を腟内に挿入し、子宮を直接触診します。
子宮の形状・異変の有無を調べます。

  細胞診テスト  
子宮の奥に専門の器具を挿入し、組織の一部をとり出し、検査を行います。
器具により細胞を掻きだす際に多少の痛みがある場合があり、
又、数日間、ごく少量の出血がおこるケースもあります。

子宮がんに対抗するための治療法・抗がん剤

子宮癌を治療するための最新医療。

治療方法は大きく外科療法・放射線療法・化学療法・ホルモン療法とがあります。
病気の進行状態を考慮し、単独ないし組み合わせて治療を行います。

▼ 外科療法 ▼

癌細胞の組織を含めた周りの正常組織も同時に切除するのが一般的です。
癌細胞のある部位により処置箇所は異なります。
術後の後遺症としては、切除の部位・方法により異なります。
◆広汎性子宮全摘出:排尿・排便障害
◆卵巣切除:卵巣欠落症状(いわゆる更年期障害)
◆骨盤内リンパ節郭清:下半身、特に足のむくみ(浮腫)

▼ 放射線療法 ▼

放射線には癌細胞を死滅させる効果があり、癌組織を破壊させるのに有効です。
又、放射線治療では放射線照射をした部位にだけ効果があるという有用性があります。
体の外から照射を行う外照射方法と、放射能を充てんした装置を体内に入れ、
内部から照射する方法(膣内照射)とがあります。

▼ 薬物療法 ▼

経口、または注射により薬物投与を行います。
薬物療法は全身への効果が期待できる療法です。

▼ ホルモン治療 ▼

がん細胞を殺すために女性ホルモン剤を使う治療法です。
ホルモン剤は傾向摂取が一般的で、子宮摘出を希望しない若年の方に選ばれています。

子宮がんになったら

子宮がんと診断されたからといって愕然としたまま過ごすわけにはいきません。

診断された数日〜数週間は現実を受け入れられなくて悩み、葛藤し、自暴自棄になり気が立ってサポートしてくれるはずの家族や友人・スタッフに当たり散らすのはごく自然で人間らしい行動です。人間は誰しもがんという病に侵される可能性を持って生れます。それが人よりも早いか遅いか、寿命よりも早いか遅いかの問題です。現代人の寿命が延びれば延びるだけ、寿命よりも病魔に侵される人が多くなります。

今、自分が病魔に侵されたと解った現実こそが運が良かったと思えるときがくるように前に一歩踏み出しましょう。

まず、病気をきちんと治療してくれる病院を見つけることから始めて、口コミや人気、評判を参考に有名な病院で自分に合った専門医を探しましょう。次に始めなければならないのが精神面のケアになります。精神面のケアは自分自身でも出来る対抗手段のひとつで、これからの人生にとってとても大切なターニングポイントです。

地域ごとに同じ病気で悩んでいる人たちと悩みを聞きあったり、苦労を分かち合ったりするサークルや集まりがあります。また、地域や病院によってはがんに関する知識を付けてもらおうとそれぞれの講座を開催しているところもあります。

目の前の敵に対して確固たる姿勢を見せつけてやりましょう。